住まいの基礎知識
水を大切に
暮らし上手さんの豆知識
水を大切に
生活に欠かせない大切な水。
水を得るのに大変な苦労をした昔と違って、蛇口をひねるだけで水が得られる今では、
水を得ることの苦労や必要性を忘れてしまいがちですが、昔も今も水の大切さは同じこと。
節水を心掛け、貴重な資源を大切に使いましょう。
水を使いまわす
例えばエアコンの場合、設定温度を27℃、湿度60%で運転すると、1時間あたりペットボトル約1本分(1.5L)の排水が出ます。
.また洗濯1.回分に使う水の量は約110L(ためすすぎの場合)。
浴槽1杯が約200Lですから、残り湯を使っても確実に洗濯1回分の水がおトクになります。
お湯の残り湯は洗濯に、エアコンの排水は植木や掃除に、水はとことん使ってから流しましょう。
水漏れには、すばやい処置を
1秒に1滴の水漏れは、1時間もするとコップ約3杯(600cc)にもなります。
水を使った後は蛇口をしっかり締め、水栓が壊れていたらすぐに修理しましょう。
流しっぱなしは厳禁
採蛇口を1回ひねると水は1分間に約12L出ます。
歯磨きのときに、30秒間水を流しっぱなしにすると、使う水は約6L。
それをコップ3杯で済ますと10分の1の0.6Lですみます。
またシャワーを続けて使うと、20分もしないうちに浴槽1杯分の水量を使うことになります。
シャワーは短時間で済ませましょう。
節水器具を使おう
水道局や、ホームセンターなどで手に入る節水コマ。これを蛇口に取りつけると、1回ひねって出る水の量が半分の6Lになります。
また、水洗トイレのレバーは「大」は12L、「小」は6Lの水が流れるので、きちんと使い分けることも節水につながります。