屋根
点検・保守は定期的に
切妻屋根
キリヅマヤネ
寄棟屋根
ヨセムネヤネ
陸屋根
ロクヤネ
方形屋根
ホウギョウヤネ
入母屋屋根
イリモヤヤネ
越屋根
コシヤネ
スレート葺き
セメントを主にして成型したものです。
スレートは薄くて軽いので、建物に負担がかかりません。
また施工がしやすく、耐久性にもすぐれています。
ふだんのお手入れ
点検
台風や地震の直後は、点検が必要ですが、
高所の作業は危険を伴いますので、点検・補修は専門業者に依頼してください。
雨漏りにつながる割れ、欠け、ボルトのさび、パッキングの劣化などがないか、
5年に1度は専門業者に点検を依頼しましょう。
メンテナンス
塗装されているので、10年ぐらいで塗り替えが必要です。
専門業者に依頼してください。また、20年~30年を目安に葺き替えます。
瓦葺き
日本瓦のほとんどは粘土瓦です。
焼成方法により、黒色でもっとも一般的ないぶし瓦、つやのあるゆう薬瓦、
赤褐色の塩焼き瓦の3種類に分けられます。
これらは、断熱性、遮音性、耐久性にすぐれていますが、
衝撃には弱いという欠点があります。
日本瓦は、野地板の上に防水紙を敷き、防水紙の上に瓦桟を打ち付けて、
それにさん瓦を引っ掛けて葺くさん瓦葺きがほとんどです。
棟の面戸や鬼瓦はしっくいで固めてあり、
そのほかは、軒先やけらば付近の要所を釘止めしています。
ふだんのお手入れ
点検
台風や地震の直後には、強風や揺れなどでズレることがありますが、
高所の作業は危険を伴いますので、
点検と補修は専門業者に依頼してください。
長い年月の間には、瓦がズレたりすることもあります。
5年に1度の定期的な点検を専門業者に依頼してください。
メンテナンス
日本瓦は30~50年、洋瓦は25年~30年で葺き替えます。
専門業者に依頼してください。
金属板葺き
鉄板に亜鉛メッキした亜鉛鉄板と、
鉄板に塗装を焼き付けた着色亜鉛鉄板、銅板などがあります。
亜鉛鉄板は一般にトタンと呼ばれペンキで仕上げます。
着色亜鉛鉄板はカラートタンと呼ばれています。
ふだんのお手入れ
点検
屋根にゴミや落ち葉が溜まったままにしておくと
水はけが悪くなり、雨漏りやさびの原因になります。
また、大気汚染や鳥のふんなどによって腐食することがあります。
少し離れて屋根全体を眺めてください。
もし、異常を見つけても、高所の作業は危険を伴いますので、
点検は専門業者に依頼してください。
メンテナンス
カラートタンは5年ぐらい、ペンキで仕上げたトタンは3年に一度ぐらいの塗り替えが必要です。
ただし、潮風の吹く海岸地方や大気汚染のひどい地域は、2年に1度ぐらいが目安です。
専門業者に塗り替えを依頼してください。
また、20年ぐらいを目安に葺き替えます。
色につやがなくなり、粉っぽく見えてきたら、塗装が老化してきた証拠です。
年数にこだわらず、塗り直しを依頼しましょう。